仕事のことで悩みを抱えている状態でした。
イラストを描きたい気持ちがあり、美大で勉強していました。
キャンパスを卒業後は、無事にデザイン会社に就職することもできました。
これで自分の夢を叶えられたなという気持ちを持っていました。
しかし、現実と夢というのはギャップがあります。
私は綺麗なイラストを描きたい気持ちがあったのですが、回ってくる仕事と言えば地味なものばかりでした。
確かにこれもイラストの仕事には間違いがありませんが、それでも自分のやりたい方向のものではありませんでした。
当然自分でデザインを作り、上司に見せたりもします。
しかしこれがなかなか認めてもらうことができませんでした。
結局、何年たっても地味な作業の連続でそろそろ限界かなという気持ちになっていたのです。
別の会社に行くか独立するか、そんな考えを持つようになっていました。

 

 同じ美大で仲良くしていた友人からの連絡がありました。
彼女もまたイラストを描くために、デザイン会社で仕事をしている女の子です。
彼女も好きな仕事ができずに悩みを持っている子でした。
彼女がいきなり「今度独立する!」と言い出したのです。
話をしたいからお酒を飲みに行こうと誘われました。
お酒の席で本当に独立するのかどうかを聞いたところ、自信たっぷりに「するよ!」と宣言してきました。
よくそんな勇気があったなと感心するばかりです。
彼女が独立する気持ちになった理由があるようです。
それが、お金くれるパパを見つけたからだというのです。
まさかの発言に驚きすぎて椅子から転げ落ちそうになってしまいました。
お金くれる方と知り合った、それってもしかして愛人関係かな?と、とっさに思いました。
説明してもらったところ、肉体関係を持たないパトロンができたと楽しそうに話してきました。